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ラスクで我慢してくれ

  • 執筆者の写真: yukaD
    yukaD
  • 8月5日
  • 読了時間: 2分

眠る前に古いノワール映画を見ることがある。

1930年代〜50年代くらいの第二次世界大戦前後に作られた映画で暗くて地味な映画が多いが眠る前にはちょうど良く見ながら寝落ちすることもある。

アマプラにたくさんあがっていてなんとなく合いそうなものを見る。サスペンスが多くお気に入りは「ガス燈」という映画。


そんなノワールを探していると先日「現金に手を出すな」というギャング映画を見つけた。

なんとなく見始めたが音楽含めすごくよかった。

仲間想いのギャングの話で、ボスが急ぎで大事な話をするために仲間を自宅に招くシーンがある。

おそらく家事などをしないであろう風格のボスギャングが、お皿やお酒を手際よく用意し、たまたまあったラスクを差し出すシーンがある。

そしてバターなのかパテなのかを開け話を切り出す。

話を聞いて傷つくだろう仲間への配慮、ボスを心配させまいと交わすリトン。

今夜は泊まって行けと、パジャマや歯ブラシなども用意したりして家族なんだなぁと思った。

残念な結末なんだけど、心温まる映画でした。


御用達のレストランもギャング事情を理解していて、騒ぎを起こし迷惑をかけるかも知れないからとお金を渡したりして。ギャングになるならこのボスのようになりたいなと思う。

ゴッドファーザーより前に作られていて、哀愁漂うメインテーマ曲とかなんかぽいなーと思い調べたが特に関連はなさそうだ。

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全然関係ないが夫婦別姓についてよく考えていて。旧姓に戻した経験者としては、確かに戻すの大変だったので賛成だけど、それはあくまで離婚した側の意見だ。これから一緒になろうとする人たちは永遠に一緒にいることを想定して一緒になるからね、最初で話し合えるのはいいことだと思う。

でも選択肢が増えるってことは決めることが増えるってことだから、それで喧嘩して破棄になるカップルが増えたら本末転倒だなと思ったりもする。ちゃんちゃん。




 
 
 

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