気がつけばブラジルの音楽をよく聴くようになっていた。
元々好きだったが、ここ4年くらい、沖縄に戻ってきてからかな。
J-waveで日曜の夕方5時から「サウージ・サウダージ」というラジオ番組があり、毎週とても楽しみにしていた。ブラジル音楽の陽気さと明るさ、落ち着いたボサノバにとてもリラックスできた。
でも実際歌詞を読むと、アーティストにもよるが家族や仲間を想い祈る内容や、とてもロマンチックな内容など様々だ。リズムやコード進行など、なんとなく全部が私に合っていた。
戻ってきてしばらくは色々と悩み考え込み、東京に戻ろうかなどとよく思っていた。
でもここで生きていこうと、仕事をし、新しい部屋を見つけ再スタートを切った。
その頃からガットギターをまぁまぁ本気で楽しく弾き出した。それが今の私のスタイルになっている。
好きな音楽はいっぱいあるが、今年に入って「Djavan」(ジャヴァン)という、ブラジルのシンガーソングライターを見つけた。私はこれまで知らなかったが、ブラジルではスター。
もう今年74歳になる方で、でもとにかく曲、メロディが最高。
「Azul」という曲をラジオで聴いて、お!と思い、ずっと聴いている。
歌詞も素晴らしい。
アーバンといえばアーバンで、特に80年代〜90年代はそんな音な気がする。
初期はボサノバ、しっとりとそれもかっこいい。
そんな彼の曲で、どちらかというとポップスな感じの「Sina」という曲をきいた。
ポルトガル語で「運命」という意味のSina。
翻訳で調べながらだけど、歌詞もいい。
1982年の曲らしいが、ブラジルではとても有名な曲らしく歌い継がれているっぽい。
カラオケで歌いたい。
来日したら絶対行く。
2023.6 at パリ/ル・グラン・レックスのDjavan。
74歳でこのゆるいダンスと歌、ギター。神。
「Azul」 01:01:30
「Sina」 01:21:12
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